イザヤ書 8:2-9-10 JLB

2 私は祭司ウリヤとエベレクヤの子ゼカリヤに頼んで、証人になってもらいました。 まだ子供の生まれないうちに、確かに私がこのことを書いた、と証言してもらうためです。 

3 やがて妻はみごもり、男の子を産みました。 そのとき神様の声が響いてきました。 「この子をマヘル・シャラル・ハシュ・バズと呼べ。 

4 この名は、一、二年のうちに、この子が『お父さん』とか『お母さん』とか言うようになる前に、アッシリヤ王がダマスコ(シリヤ)とサマリヤ(イスラエル)を侵略し、金銀財宝を奪い去ることを予告している。」

5  神様はさらに続けました。

6  「エルサレムの住民は、わたしが親身に世話を焼いてやったのに見向きもせず、レツィン王とペカ王が、なんとかして救援に駆けつけてくれないかと、やっきになっている。 

7-8 だから、ユーフラテス川の大洪水で度肝を抜いてやろう。 アッシリヤ王が大軍を率いて襲いかかる。 ああ、インマヌエル。 この洪水は、おまえたちユダ王国に堰を切ったように流れ込み、端から端まで水浸しにする。」

9-10 シリヤもイスラエルもほかの国々も、悪の限りを尽くしてみるがよい。 だが、そんな計画は成功するはずはない。 必ずがたがたになる。 さあ敵どもよ、私の言うことを聞け。 戦争でも何でもしかけてこい! そして滅んでしまえ! 参謀どもを呼び集め、緻密な作戦を立て、抜かりなく攻撃準備を整えろ。 そして滅んでしまえ。私たちには神様がついておられる。