エレミヤ書 14:5-11 JLB

5 どこにも草がなく、鹿は子供を置き去りにする。

6 野ろばは裸の丘に立ち、のどの渇いた山犬のように肩で息をする。目を大きく見開いて草を捜し求めるが、一本の草も見つからない。

7 ああ神様。 私たちはひどい罪を犯しました。 ですが、神様ご自身の評判のために、私たちを助けてください。 

8 イスラエルの望みであるお方、困った時に助けてくださる神様。 どうして、一夜の宿を求める旅人のように、この国をあわただしく通り過ぎて行かれるのですか。 

9 とまどっておられるのですか。 力がないので、救ってくださることができないのですか。 神様は私たちの真ん中におられます。 だれもが知るとおり、私たちは神様の名をいただいた国民です。 どうぞ私たちを見捨てないでください。

10 ところが神様は、こうお答えになりました。 おまえたちはわたしを離れてさすらうのを得意とし、わたしの道を歩こうとしなかった。今さら、わたしの国民として受け入れることはできない。 わたしは今、おまえたちのしたいっさいの悪を思い出し、おまえたちの罪を罰する。

11 神様はまた、私に命じました。 これ以上、この国民を祝福してくれと願ってはならない。 二度と彼らのために祈ってはならない。