16 次に行ったのはベエル〔「井戸」の意〕です。 ここでは、神様がモーセに「水をやるから、皆を集めなさい」と命じたのです。
17-18 その時のことは、次のような歌になっています。「水よ、どんどんわき上がれ。喜びの歌をうたおう。おお、すばらしい井戸。指導者たちが杖とシャベルで掘った井戸。」一行は、そこで荒野を離れ、マタナ、
19 ナハリエル、バモテを通って、
20 モアブ平原の谷まで行きました。 そこはピスガ山のふもとで、山頂からは荒野がはるかに見渡せます。
21 人々は、エモリ人の王シホンに使者を送りました。
22 「どうか、王様の国を通らせてください。 国境を越えるまでは、決して街道からそれたりいたしません。 畑を踏み荒らしたり、ぶどう園に入ったり、水を飲んだりもいたしません。」
23 しかし、王は承知しません。 それどころか軍隊を集め、わざわざ荒野に出て、ヤハツで戦いをしかけたのです。