ピレモンヘの手紙 1:14-20 JLB

14 しかし、あなたの同意なしに、そんなことはしたくなかったのです。 親切は、無理じいされてするものではなく、心から喜んでするものですから。 

15 こう考えてはどうでしょう。 オネシモが、しばらくのあいだ逃亡していたのは、永久にあなたのものとなるために、ほかならなかったのだ、というふうに。 

16 それも奴隷としてではなく、はるかにまさった者、つまり、私にとって特にそうなのですが、愛するクリスチャンの兄弟としてです。 あなたの感慨もひとしおでしょう。 単なる奴隷と主人の関係を超えて、キリスト様を信じる兄弟同士になったのですから。

17 もしほんとうに私を友と思ってくれるなら、私を歓迎するように、オネシモをも、心から迎えてやってください。 

18 もし彼が、何か損害をかけたり、物を盗み出していたりしたら、その請求は、こちらに回してください。 

19 私が支払いましょう。 〔その保証として、自筆でこの個所をしたためます。〕 この際、あなたの私に対する借りについては、とやかく言いますまい。 あなたのたましいが救われたのも、私の助けがあったればこそ、なのですが……。 

20 愛する友よ。 どうか、愛にあふれたすばらしい態度で、私の弱っている心を喜ばせ、主を賛美させてください。