ピレモンヘの手紙 1:5-12 JLB

5 それは、主イエス・キリストとすべてのクリスチャンに対する、あなたの愛と信頼とを、いつも耳にするからです。 

6 それで、他人との交際において、クリスチャンとしてのあなたのりっぱな態度が、相手の心をとらえ、その生活までも変えることができるように、と祈っています。 

7 愛する友よ。 こう言う私も、あなたの愛によってどれだけ慰められ、励まされたか知れません。 ほんとうに、あなたの親切は多くのクリスチャンを元気づけました。

8-9 そんなあなたを見込んで、ぜひ、お願いしたいことがあるのです。 もっとも、正しいことをしてもらおうというのですから、キリスト様の名によって命令してもよいのです。 しかし、私たちの間には愛がありますから、あえて命令はしません。 年老いた今、キリスト・イエスのために投獄されている、この私からのお願いです。 

10 どうか、鎖につながれた獄中で、私が主に導いたオネシモを、愛の心でやさしく迎えてやってください。 私はオネシモを、わが子のように思っているのです。 

11 オネシモ〔「役に立つ」という意味〕は、以前あなたのもとにいたころは、役立たずの奴隷であったかもしれません。 しかし、クリスチャンとなった今、あなたにとっても私にとっても、その名のとおり、役立つ者となりました。 

12 そのオネシモを、そちらへ帰します。 その時、私の心もいっしょに行くでしょう。