1 また、やがて何かが起こることを暗示する、大きなしるしが天に描き出されました。 一人の女が太陽をまとい、月を踏みつけ、十二の星の冠をかぶっている姿が見えました。
2 この女は妊娠していましたが、出産を間近に控え、陣痛の苦しみに、大声でうめいていました。
3 すると、突然、巨大な赤い竜が現われました。 七つの頭と十本の角を持ち、七つの冠をかぶっていました。
4 そして、しっぽで、天の星の三分の一を払い落とし、地上にばらまきました。 また、子供を産もうとしている女の前に立ちはだかり、生まれおちた子を、すぐに食べようと、待ちかまえていました。