1 また、次のような神様からのお告げがありました。
2 「ちりの子よ、羊飼いであるイスラエルの指導者に預言せよ。彼らに言え。 神様はこうお語りになります。 羊の世話はそっちのけで、私腹を肥やすことしか考えていない羊飼いは、災いだ。 羊飼いなら羊を養うべきではないか。
3 自分たちは最上の物を食べ、最高の衣をまといながら、群れの羊を飢えさせている。
4 弱い羊のめんどうを見ず、病気の羊を介抱せず、骨折した羊の手あてをせず、迷って行方不明になった羊を捜すこともない。 それどころか、力ずくで残酷な支配をほしいままにしてきた。
5 だから、羊は羊飼いがいないために散らされ、野獣のえじきとなってしまった。
6 わたしの羊は山々や丘など、地上の至る所をさまよった。 だが、捜し出してくれる者も、世話してくれる者もいなかった。