2 イスラエルの神様はこう命じます。 わたしがおまえに語ったことをみな、記録に残しておけ。
3 わたしの国民イスラエルとユダを、元どおり、先祖に与えたこの地へ連れ戻す時がくるからだ。 彼らはこの地を所有し、再び住みつく。
4 また、わたしがイスラエルとユダについて語った次のことばも、書き留めておけ。
5 「平和はどこにあるのだ。 あるのは恐怖とおののきだけだ。
6 男が子供を産むだろうか。 そんなことはありえないのに、どうして彼らは、真っ青な顔をして、産婦のように腰に手をあてて立っているのか」と、彼らは悲鳴をあげる。
7 ああ、今までの歴史の中で、やがてくる日のような恐怖の時があったでしょうか。 それは、同胞イスラエルの苦しみの時で、今までに一度も経験したことのないものです。 しかし、神様は彼らを救い出してくださいます。
8 天の軍勢の主は、こう約束なさるのです。 その日になると、わたしは彼らの首のくびきをこわし、体に巻きついている鎖を断ち切る。 外国人は二度と彼らの主人にならない。