30 ついでヨシュアは、イスラエルの神様である主のために、エバル山に祭壇を築きました。
31 モーセの法律で命じているとおりにしたのです。 神様はエバル山について、「わたしのために、のみを当てたことのない石で祭壇を築け」と命じていたのです。 祭壇が築かれると、祭司たちはその上に、完全に焼き尽くすいけにえと和解のいけにえをささげました。
32 またヨシュアは、人々が見守る中で、祭壇の石に十戒を刻みつけました。
33 それから、長老、将校、裁判官、在留外国人をも含むイスラエル人全員は、二組みに分けられ、一方はゲリジム山のふもとに、もう一方はエバル山のふもとに立ちました。 両者の真ん中には、神の箱をかつぐ祭司たちが、全員を祝福しようと待ちかまえていました。 以上はすべて、先にモーセが命じたとおりに行なわれたのです。
34 ヨシュアは、モーセが神様の法律の書に記した祝福とのろいのことばを、ことごとく読み上げました。
35 モーセの与えたすべての戒めが、女や子供、それにイスラエル人の中で暮らす外国人をも含む全会衆の前で、読み上げられたのです。