ガラテヤ人への手紙 5:10-16 JLB

10 主はこの点について、あなたがたを私と同じ信仰に立ち返らせてくださるものと、確信しています。 人を惑わし、かき乱す者には、だれであろうと、神様のさばきが下るのです。

11 よりによってこの私が、割礼やユダヤ教のおきてが救われるための必要条件だと教えている、と言う者がいます。 しかし、もしそうなら、もはや私は迫害されることなどないはずではありませんか。そんな教えには、だれも腹を立てませんから。 私が今なお迫害されているという事実こそ、私が今も、ただキリスト様の十字架を信じる信仰によって救われる、と教えている証拠なのです。

12 割礼を受けさせて、あなたがたの肉体の一部を切り取りたいと思っている教師たちには、いっそのこと、自分自身をあなたがたから、切り離してもらいたいものです。 とにかく、手を引いてくれればよいがと、私はそればかり願っています。

13 愛する皆さん。 あなたがたは自由を手にしているのです。 それは、悪を行なうための自由ではなく、互いに愛し合い、仕え合うための自由です。 

14 なぜなら、おきての全体は、「自分を愛するように他の人を愛しなさい」という一つの命令に要約されるからです。 

15 しかし、互いに愛し合わず、いつもいがみ合ったり、非難し合ったりしているなら、結局、共倒れになってしまいます。 気をつけなさい。

16 あなたがたにお勧めします。 ただ聖霊様の導きに従いなさい。 聖霊様は、どこへ行くべきか、何をなすべきか教えてくださいます。 そうすれば、自分の悪い性質のおもむくままに悪事に走ることがありません。