14 主は、なんと恵み深いお方でしょう。 どのように主に信頼すべきか、どうしたらキリスト・イエスの愛に満たされるかを、教えてくださったのです。
15 「キリスト・イエスは、罪人を救うために、この世に来てくださった」ということばは真実です。 このことをだれもが知ってくれるようにと、心から願っています。 私は、その罪人の中でも首領格の人間です。
16 それにもかかわらず、神様は私をあわれんでくださいました。 キリスト・イエスは、どうにも手がつけられない罪人に対してさえ、自らの忍耐深さを教えようと、私みたいな者を選ばれたのです。 それによって、だれにも永遠のいのちを持つ希望が与えられるのです。
17 どうか、永遠の王であり、決して死ぬことのない、目には見えない、ただ一人の、知恵に満ち満ちた神様に、栄光と誉れとが、永遠にありますように。 アーメン。
18 息子テモテよ。 あなたに命じます。 主が預言者たちを通して言われたように、主のための戦いをりっぱに戦い抜きなさい。
19 キリスト様を信じる信仰を、しっかり守りなさい。 また、正しいと思うことは進んで行ない、いつも良心に恥じない歩みをしなさい。 悪いことと知りながら、良心に逆らって、あえて行動に移す人がいます。 神様をないがしろにするような人が、たちまちキリスト様への信仰を失ったとしても、少しも不思議はありません。
20 ヒメナオとアレキサンデルの二人は、その悪い見本です。 私は、彼らを罰するために、悪魔の手に引き渡さざるをえませんでした。 それは、キリスト様の名を辱しめてはならないことを、身をもって学ばせるためです。