4 おまえたちは、いちばん柔らかい子羊の肉や、最上の子牛の肉を食べながら、ぜいたくを尽くした象牙のベッドに寝そべっている。
5 堅琴に合わせて、くだらない歌をうたいながら、ダビデ王のような偉大な音楽家のつもりになっている。
6 自分はあびるほどぶどう酒を飲み、香油を体に塗りたくっていても、助けを求める兄弟たちには何もしてやらない。
7 だから、おまえたちが真っ先に奴隷となって連れ去られる。 おまえたちの酒盛りは、とつぜん終わるのだ。
8 天の軍勢の主である神様は、ご自分の名にかけてお語りになります。 「わたしはイスラエルの思い上がりと偽りの繁栄をきらい、彼らの豪壮な宮殿を憎む。 この町とその中にあるすべての物を敵の手に渡す。」
9 残った者がたった十人、家一軒であったとしても、それさえも滅ぼされてしまう。
10 かろうじて生き残った親せきの者が、死体を葬る。 死体を家から運び出す時、家の中に一人だけ生き残っている者に、「ほかにだれか助かった者がいるか」と聞くと、「いない」という答えが帰ってくる。 そして、「しーっ。 神様の名を口にするな。 あんたの言うことを聞いておられるかもしれないからな」と言う。