ヨエル書 2:8-14 JLB

8 互いに群がることもなく、整然と行進する。 どんな武器も、彼らをとどめることができない。 

9 たちまち町に殺到し、城壁をよじ登る。 また、窓から押し入る強盗のように、家々の壁をもよじ登る。 

10 彼らの前で、地は揺れ動き、天も震え上がる。 太陽と月は光を失い、星も姿を消す。

11 神様はひと声で、彼らを指揮する。 これは神の大軍で、そのご命令に従う。 神のさばきの日は、ほんとうに恐ろしい。 だれが、それに耐え得ようか。

12 それゆえ、神様はこうお語りになります。 「まだ、間に合うぞ。 さあ、わたしに立ち返れ。 全身全霊をわたしに傾けよ。 断食し、嘆き悲しみながら来い。 

13 悪かったと心底から認め、衣を引き裂くのではなく、心を引き裂け。」 神様に立ち返れ。 神様は恵み深く、あわれみに富んでおられるからだ。 神様は親切で、むやみに怒ることもなく、あなたがたを何とか罰しないでおこうとしておられるのだ。

14 だれが知ろう。 もしかすると、神様は恐ろしいのろいをかけるのをやめ、あなたがたにそのまま祝福を下さるかもしれない。 以前と変わらず、神様に穀物やぶどう酒をささげることができるように、それらをいっぱい恵んでくださるかもしれない。