ヨシュア記 7:15-21 JLB

15 神様のものを盗んだ者は、全財産もろとも、火で焼かれるがいい。 神の契約を破って、全イスラエルに災難をもたらしたからだ。』」

16  翌朝はやく、ヨシュアは神様の前に、イスラエルの各部族を連れ出しました。 すると、ユダ部族に犯人がいることがわかったのです。

17 ついでユダの各氏族を進み出させると、ゼラフの氏族だとわかりました。 今度は、家族に分かれて神様の前に進み出たところ、ザブディの家族だということになりました。 

18 ザブディ家の男子が一人ずつ連れ出されると、ついに、犯人はザブディの孫アカンであると判明したのです。

19  ヨシュアはアカンにただしました。 「よいか。 イスラエルの神様に栄光を帰すのだ。 ほんとうのことを白状しろ。 さあ、何をしたか、包み隠さず話せ。」

20  「私はイスラエルの神様に対して、取り返しのつかない罪を犯しました。 

21 ちょっと見たら、バビロン産の美しい外套と、金の延べ棒と、銀とがあったんです。 銀は六万円もするだろうし、金のほうは十五万円の値打があると思いました。 すると、矢も盾もたまらず欲しくなりました。 それで、そいつを自分のテントの下に埋めたんです。 銀はいちばん深い所に隠しました。」