コリント人への第二の手紙 9:6-12 JLB

6 しかし、次のことは心にとめておいてください。 すなわち、少ししか与えない者は、少ししかもらえない、ということです。 少ししか種をまかない農夫は、わずかの収穫しかあげられません。 たくさんまけば、たくさん刈り取ります。 

7 いくらささげたらよいかは、各自が決めるべきです。 自分はこれだけささげようと思っている人に、もっとたくさんささげるように強制してはいけません。 神様にとっては、喜んで与えるかどうかが大事なのです。 

8 神様は、必要なものは何でもあり余るほど与えて、不足がないようにしてくださいます。 それで、必要が満たされたあと、なお十分な余裕があるので、他の人々に喜んで分けることができるのです。 

9 聖書にこう書いてあるとおりです。「神を敬う人は、貧しい人々に惜しみなく与える。その良い行ないは、永遠に名誉となる。」

10 農夫にまく種を与え、そのあとに、食べるための収穫物をふんだんに与えてくださる神様は、あなたがたにも、まく種をもっとたくさん下さり、それをふやしてくださいます。 すると、あなたがたはその収穫の実をもっともっとたくさん、人に与えることができるのです。

11 そうです。 神様からたっぷりいただいたあなたがたは、人にもたくさん贈ることができるのです。 そして、私たちが、その贈り物を必要としている人々に届ける時、そこには感謝が満ちあふれ、あなたがたの援助のゆえに神様への賛美がわき上がるのです。 

12 そういうわけで、その贈り物は、二つのすばらしい結果を生み出します。 すなわち、困っている人々が助けられること、そして、彼らの神様に対する感謝の念が満ちあふれることです。