テモテヘの第一の手紙 1:6-13 JLB

6 しかし、まちがった教えを広める教師たちは、この目標を見失い、議論やくだらない話で時間をつぶしています。 

7 彼らは、モーセのおきての教師としての名声を得たがるのですが、そのおきての本質は、少しもわかっていないのです。 

8 おきては、神様の意志にかなって用いられるなら、ほんとうに良いものです。 

9 しかし、神様に救われた私たちのためのものではありません。 それは、神様を憎み、反抗心をいだき、罰あたりなことばを吐き、父母に逆らい、人殺しをする罪人のためにあるのです。 

10-11 おきては、不道徳で不潔な者たち、すなわち、同性愛にふける者、子供を誘拐する者、うそをつく者、そのほか、祝福を約束する神様の良い知らせにそむく者の罪を、はっきり指摘するためにあるのです。 私は、この良い知らせを伝える使者として任命されました。

12 私は、主キリスト・イエスに、どう感謝したらよいかわかりません。 主は私を使者の一人に選び、忠実に奉仕する者となる力を下さいました。 

13 以前の私は、キリスト様の名をあざけり、主を信じる者たちを追い回し、あの手この手で迫害しました。 しかし主は、そんな私さえ、あわれんでくださったのです。 その時はまだ、キリスト様を知らず、自分のしていることの恐ろしさもわからなかったからです。