テモテヘの第一の手紙 5:5-11 JLB

5 教会が世話すべき人は、身寄りのない貧しい未亡人たちです。 中でも、ひたすら神様に信頼し、多くの時間を祈りに費やす人たちです。 

6 あちこち遊び歩いて、うわさ話に花を咲かせ、おもしろおかしく暮らしている未亡人は、世話する必要がありません。 そんな人は、たましいが死んでいるのです。 

7 このことを、教会規則に明記しておきなさい。 そうすれば、教会員は何が正しいかを知り、進んでそれを実行するでしょう。

8 自分の親類、ことに家族の苦しみを見て見ぬふりをするような人は、クリスチャンの風上にも置けません。 神様を知らない人よりも悪いのです。

9 教会の特別な働き人になりたいと願う未亡人には、一定の条件をつけるべきです。 すなわち、少なくとも六十歳以上で、結婚歴は一度に限らなければなりません。 

10 また、これまで善行を積み、評判のよかった人でなければなりません。 次のことを調べる必要があります。 子供をりっぱに育て上げたかどうか。 クリスチャンに限らず、見知らぬ旅人をも親切にもてなしたかどうか。 病人や困っている人に助けの手を差し伸べたかどうか。 常にだれにでも、やさしくふるまう心がまえでいたかどうか。

11 若い未亡人を、そのような特別な婦人たちと同列に扱ってはいけません。 それというのも、若い人はキリスト様への誓いを無視して、再婚したがるからです。