テモテヘの第二の手紙 2:8-14 JLB

8  イエス・キリストが、人間としてダビデ王の家系から生まれ、同時にまた神であること〔それは、死人の中からの復活という、驚くべき事実によって証明されました〕を、いつも覚えていなさい。 

9 私が今こんなつらい目に会い、犯罪者のように牢獄に放り込まれているのは、ほかでもありません。 このすばらしい真理を人々に伝えたからです。 しかし、私は鎖でつながれていても、神様のことばは、つながれてはいません。 

10 私は喜んで、どんな苦しみも耐え忍びます。それは、神様に選ばれた人に、キリスト・イエスの救いと、永遠の栄光とをもたらすためです。

11 私は、次の真理を知っているので慰められます。 すなわち、キリスト様のために苦しみを受けて死ぬ時が、天で、キリスト様と共に生きる時の始まりを意味する、ということです。 

12 もしも、主に仕える現状をつらいと思うことがあれば、いつの日か必ず主と共に王座につき、共に治めるようになることを思い起こして、がんばりなさい。 もし、私たちが苦しみに耐えかねて、キリスト様を拒むようなことがあれば、キリスト様も、私たちを拒まれるに違いありません。 

13 たとい、信仰をなくしたかと思えるほど、私たちが弱くなっても、キリスト様は真実を貫き、私たちを助けてくださいます。 私たちは主の一部分になっているので、切り捨てられることはないのです。 そして、主はいつも約束を果たしてくださいます。

14 このすばらしい事実を、教会員の心にしっかり植えつけなさい。 そして、つまらない問題で議論するのを、主の名によって禁じなさい。 そんな議論は混乱を招くだけで、百害あって一利なしだからです。