ペテロの第一の手紙 2:9-16 JLB

9 しかし、あなたがたは、そうではありません。 あなたがたは、神様から選ばれた王なる祭司であり、きよい民として、神様のものとされた人たちです。 それはすべて、どうして自分が、暗やみから神様のまばゆいばかりの光へと招き入れられたかを、人々に語り伝えるためなのです。 

10 あなたがたは、以前は全くなきに等しい者でしたが、今は神様のものとされています。 以前は神様のいつくしみからは縁遠い者でしたが、今はそのいつくしみによって、生活そのものを変えられています。

11 愛する皆さん。 この地上では、あなたがたは単なる旅人にすぎません。 ほんとうの故郷は天にあるのですから、この世の快楽から遠ざかりなさい。 そんな快楽は、身のためにならず、かえって、あなたがたのたましいに戦いをいどむのです。

12 救われていない人の前では、日常のふるまいに、くれぐれも注意しなさい。 そうすれば、今はあなたがたを疑いの目で見たり、悪口を言ったりしている彼らも、やがて、キリスト様が来られる時には、あなたがたのりっぱな行ないを認めて、神様をほめたたえるでしょう。 

13-14 主のために、国家の定めたすべての法律に従いなさい。 主権者である王が定めた法律にはもちろん、王の役人が定めた法律にも、従うべきです。 なぜなら、王に任命された役人の使命は、悪い者を罰し、正しい者に栄誉を与えることだからです。

15 神様が望まれることは、あなたがたの行ないが、良い知らせのすばらしい影響力に目をつぶってあざ笑う者どもに、うむを言わせないほど、りっぱなものとなることです。 

16 あなたがたは、法律からも解放された自由人です。 しかし、だからといって、好き勝手なまねをしていいわけではありません。 ただ神様に従うという一点で、自由人であるべきなのです。