ペテロの第二の手紙 2:6-13 JLB

6 また神様は、ソドムとゴモラの町を灰の山と変え、地上から消し去りました。 それは、後世の、神様を無視する者へのみせしめであり、それによって、彼らが神様を恐れるようになるためです。

7-8 しかし、同時に主は、ロトをソドムから無事に救い出してくださいました。 ロトが正しい人だったからです。 ソドムに住んでいた彼は、来る日も来る日も、身の毛もよだつ恐ろしい悪事を見て、心を痛めていたのです。 

9 このように、主は私たちを、さまざまな誘惑から必ず救い出してくださいます。 しかし、神様を恐れない人々には、最後の審判の日まで、次々と罰が下るのです。 

10 汚れた欲望に身を任せている者や、高慢で自己中心で、栄誉を受けた人たちを少しも恐れず、かえってあざけるような者には、主は特にきびしい態度で臨まれるのです。 

11 主の前に仕える御使いでさえ、これら偽教師より、はるかにまさった力と権威とを持つにもかかわらず、不正な者に、主の前で非難を浴びせたりはしません。

12 しかし、偽教師連中は畜生にも劣るのです。 彼らは、したいほうだいのことをしています。 まるで、捕らえられ、殺されるために生まれてきたようなものです。 何も知らずに、見えない世界の恐るべき力をあざ笑っているのです。 彼らが、悪霊や地獄の勢力と共に滅ぼされるのは、目に見えています。

13 それが、偽教師たちを待つ運命です。 彼らの罪からすれば、当然のことです。 来る日も来る日も、悪の楽しみにふけっているのですから。 彼らがあなたがたの間にもぐり込んでいることは、不名誉な面汚しです。 つまり、彼らは正直者を装って、愛の交わりに加わりながら、一方では、胸のむかつくような罪の生活を送って、あなたがたをだましているのです。