ローマ人への手紙 11:23-29 JLB

23 一方、ユダヤ人が不信仰な生き方をやめて神様に立ち返るなら、神様はまた、もとの木についでくださいます。 神様には、そうする力があるのです。

24 あなたは、野生のオリーブの木の一部として、神様から遠く離れた存在でしたが、神様は喜んで受け入れ、ご自分の良い木についでくださったのです。 これは異例のことです。 とすれば、もともとその木の枝であったユダヤ人にはどうでしょう。 もっとたやすく、もとの木につぎ木しようと、構えておられるのではないでしょうか。

25 愛する皆さん。 この神様の真理を知っていただきたいのです。 そうすれば、高ぶったり、自慢したりすることもないでしょう。 確かに、今のところ、ユダヤ人のある者は、神様の良い知らせに反対しています。 しかし、そのような状態が続くのは、あなたがた外国人のうち、そう願う者がすべて、キリスト様のもとに来る時までにすぎません。 

26 その時が来れば、イスラエル人はみな救われます。このことについて、預言者は何と言っているでしょう。「一人の救い手がシオンから出て、ユダヤ人をあらゆる不敬虔から立ち返らせる。

27 その時わたしは、約束どおり、彼らの罪を取り除く。」

28 今のところ、ユダヤ人の多くは、神様の良い知らせに敵対し、それを憎んでいます。 しかし、そのことはかえって、あなたがたには益となりました。 というのは、神様がその贈り物を、あなたがた外国人に与えてくださることになったからです。 しかし、ユダヤ人は、神様がアブラハム、イサク、ヤコブにお与えになった約束のゆえに、今でも愛されているのです。 

29 神様の贈り物と招きは決して取り消されないからです。 神様は決して、約束を破ったりはなさいません。