1 こう書くと、あなたは「なんてひどい連中だろう」と言うかもしれません。 しかし、ちょっと待ってください。 あなただって、悪いことにかけては五十歩百歩ではありませんか。 「そんな悪い連中が罰を受けるのは当然だ」ときめつける時、ほかでもない自分自身にそう言っているのです。 あなただって、同じことをしているのですから。
2 そういうことをする人には一人残らず、神様は、正義をもって罰をお下しになることを、私たちは知っています。
3 それなのに、あなたは、「ほかの人の場合はいざしらず、私の場合は別だ。神様は見逃してくださる」と、たかをくくっているのですか。
4 神様がどれだけ忍耐しておられるか、わからないのですか。 それとも、そんなことは気にもかけないのですか。 神様があなたを罰しもせず、長いあいだ待っていてくださったのは、罪から離れるのに必要な時間を与えるためでした。 それがわからないのですか。 神様のやさしい思いやりは、あなたを悔い改めに導くためのものです。