ローマ人への手紙 8:15-22 JLB

15 そこで私たちは、奴隷のように、いつもびくびく恐れる必要はありません。 神様の家族の中に、子供としてあたたかく迎え入れられたのですから、実の子供らしくふるまい、神様を「お父さん」と呼ぶべきです。 

16 というのは、神の聖霊が、私たちの心の奥底に、私たちはほんとうに神様の子供だと語りかけてくださるからです。 

17 ところで、私たちは神様の子供なのですから、神様の財産の分け前をいただくのです。 神様がひとり息子イエスにお与えになったものは、今では私たちのものでもあるからです。 しかし、私たちが神の子の栄光を共に受けるのなら、当然、その苦難をも受けなければなりません。

18 けれども、私たちがいま味わっている苦しみなどは、後にいただく栄光に比べたら、取るに足りないものです。 

19 神様がお造りになったものはみな、やがて神の子供たちが復活させられる日を、忍耐と希望をもって待ち望んでいます。 

20-21 その日には、いばらやあざみ、罪、死、腐敗など〔この世界は、神様のご命令により、不本意ながら、これらのものに支配されていますが〕は跡形もなく消え去り、私たちを取り巻く世界は、神の子供たちが喜びをもって味わう、罪からの輝かしい解放にあずかるからです。

22 動物や植物のような自然界のものでさえ、このすばらしい日を待ち望みながら、病気や死の苦しみにうめいていることを、私たちは知っています。