5 踏みつけなければ罠にかかることもなかったろうに。 おまえたちは当然の刑罰を受けるのだ。
6 耳をすませ。 警告のラッパが鳴っている。 さあ、おののくがいい。 わたしが、おまえたちの国に災いを下そうとしているからだ。
7 わたしはいつも、事が起こる前に、真っ先に預言者をとおして警告する。 今も、そうしているのだ。」
8 ライオンがうなり声をあげた。 恐れ、わななけ。 神様の宣告が下ったのだ。 どうして黙っていられよう。
9 アシュドデとエジプトの指導者たちを共に呼び寄せて、こう言え。「さあ、サマリヤの山々に陣取って、イスラエルの恥ずべき罪悪の現状をつぶさに見届けよ。
10 わたしの国民は、正しいことを行なうのがどういうことかも、忘れてしまったのだ。 彼らの宮殿は、盗んだり、奪い取ったりした物でいっぱいだ。
11 だから、敵が襲って来る。彼らは取り囲まれ、頼みのとりでを破壊され、宮殿も略奪されてしまう。」