10 かろうじて生き残った親せきの者が、死体を葬る。 死体を家から運び出す時、家の中に一人だけ生き残っている者に、「ほかにだれか助かった者がいるか」と聞くと、「いない」という答えが帰ってくる。 そして、「しーっ。 神様の名を口にするな。 あんたの言うことを聞いておられるかもしれないからな」と言う。
11 神様がこのようにお命じになったからです。 豪壮な邸宅も、貧弱な家も、木端微塵になれ。
12 馬が岩の上を走れるだろうか。 牛が海を耕せるだろうか。 これは聞くだけばかなことだが、おまえたちのやっていることも、負けず劣らずばかげている。 正義をあざけり、よいことや正しいことを腐敗させ、堕落させているではないか。
13 また、無に等しい者であるのに、偉い者であるかのようにうぬぼれ、有頂天になっている。 ちっぽけな力を、たいそうなご自慢にしている。
14 天の軍勢の主である神様はこうお語りになります。 「イスラエルよ。 わたしは、一つの国民を起こして、おまえたちを攻めさせる。北はレボ・ハマテから南はアラバの川筋までの全域で、彼らはおまえたちをしいたげる。」