3 おまえたちは、迫っている刑罰のことを、ぜんぜん考えようともしない。 だが、おまえたちの行ないによって、刑罰の日が刻刻と近づいているのだ。
4 おまえたちは、いちばん柔らかい子羊の肉や、最上の子牛の肉を食べながら、ぜいたくを尽くした象牙のベッドに寝そべっている。
5 堅琴に合わせて、くだらない歌をうたいながら、ダビデ王のような偉大な音楽家のつもりになっている。
6 自分はあびるほどぶどう酒を飲み、香油を体に塗りたくっていても、助けを求める兄弟たちには何もしてやらない。
7 だから、おまえたちが真っ先に奴隷となって連れ去られる。 おまえたちの酒盛りは、とつぜん終わるのだ。
8 天の軍勢の主である神様は、ご自分の名にかけてお語りになります。 「わたしはイスラエルの思い上がりと偽りの繁栄をきらい、彼らの豪壮な宮殿を憎む。 この町とその中にあるすべての物を敵の手に渡す。」
9 残った者がたった十人、家一軒であったとしても、それさえも滅ぼされてしまう。