1 神の箱は、まるまる七か月、ペリシテの野原に放り出されたままでした。
2 ペリシテ人は祭司や占い師らを呼び寄せ、こう尋ねました。 「この箱を、どうしたもんだろう。 これだけをイスラエルに送り返すわけにもいかないし、かといって、どんな贈り物を添えたらよいものやら……。」
3 「もちろん、贈り物は必要です。 はれ物の災いをおさめるには、罪を償ういけにえを贈るべきです。 それでもおさまらなければ、原因はほかにあるのです。」
4-5 「罪を償ういけにえとは、どんなものでしょうか。」「災いを招いたはれ物をかたどって、金で五つの模型を作り、また、全国、つまり、五つの町と近隣の村々をくまなく荒らし回ったねずみをかたどって、金で五つの像を作りなさい。 これだけをちゃんと贈り、イスラエルの神をほめたたえれば、おそらく、あなたがたや神々の悩みの種も消えるでしょう。