14 それにな、ぶどう畑やオリーブ畑のうち、いちばん良い場所を王家の所領に差し出さねばならん。
15 収穫の十分の一は、年貢として、王の直参がたへ納めねばならん。
16 奴隷や屈強の若者、それに家畜まで、王の私用のために駆り出される。
17 羊の群れも十分の一を要求されるし、結局、自分たちが奴隷となるわけだぞ。
18 王を立ててほしいと言ったばっかりに、あとでほえ面かいても、神様は助けてくださらんからな。」
19 それでも人々は、警告に耳を貸そうとしません。「かまいませんとも、王様は欲しいのです。
20 よその国々と同じになりたいのです。 王様が私たちを治め、戦いを指揮してくださるでしょう。」