2-3 「おまえたちをとても愛している」と、神様は言われます。ところが、あなたがたは「ほんとうですか? いつ、そうしてくださいましたか」と問い返します。神様のお答えはこうです。 「おまえたちの先祖ヤコブを愛することによって、おまえたちに対する愛を示したのだ。 そうする理由など、さらさらなかったのに。 わたしは、ヤコブの兄エサウを退け、彼が相続する山地を荒廃させ、山犬しか住まない荒れ地とした。
4 エサウの子孫が、『その廃墟を建て直そう』と言うなら、わたしはこう言う。 『やりたいならやってみろ。 だが、わたしは再び廃墟にするぞ。』 彼らの国は邪悪の地と名づけられ、住民も神に見放された者たちと呼ばれるからだ。」
5 さあ、イスラエルよ、目を上げて、神様が世界中でなさっていることを見なさい。 その時、あなたがたはこう言うようになります。 「ほんとうに、神様の大いなる御力は、イスラエルの国境を越えて全地に及んでいる。」
6 「子は父を敬い、召使は主人を敬うものだ。 わたしはおまえたちの父であり、また主人なのに、おまえたちはわたしを少しも敬っていない。 ああ、祭司たちよ、おまえたちはわたしの名をさげすんでいる。」「だれが? 私たちが、ですって? いつ、神様の御名をさげすんだというのですか。」
7 「わたしの祭壇に汚れたいけにえをささげる時だ。」「汚れたいけにえですって? いつ、そんなことをしましたか。」「いつも、おまえたちは言っている。 『わざわざ高価なものを神様にささげる必要はない。
8 祭壇にささげるのは、びっこの動物でたくさんだ。 そうそう、病気のだって、盲のだってかまわない。』これが悪いことではない、と言いはるのか。 総督に、そんな贈り物をしてみろ。 喜んで受け取るか、試してみるがいい。
9 おまえたちは、『神様は私たちをあわれんでくださる。 神様は恵み深い』と口ぐせのように言う。 だが、そんな贈り物を持って来るおまえたちに、どうして好意を示せよう。