マラキ書 1:7-13 JLB

7 「わたしの祭壇に汚れたいけにえをささげる時だ。」「汚れたいけにえですって? いつ、そんなことをしましたか。」「いつも、おまえたちは言っている。 『わざわざ高価なものを神様にささげる必要はない。 

8 祭壇にささげるのは、びっこの動物でたくさんだ。 そうそう、病気のだって、盲のだってかまわない。』これが悪いことではない、と言いはるのか。 総督に、そんな贈り物をしてみろ。 喜んで受け取るか、試してみるがいい。

9 おまえたちは、『神様は私たちをあわれんでくださる。 神様は恵み深い』と口ぐせのように言う。 だが、そんな贈り物を持って来るおまえたちに、どうして好意を示せよう。

10 ああ、神殿のとびらを閉ざして、こんないけにえを断固拒否する祭司が、一人でもいたらいいのだが。 もう、おまえたちには我慢がならん。 そんなささげ物など欲しくもない」と、天の軍勢の主は言われます。

11 「ところで、わたしの名は外国人の間で、朝から晩まであがめられるようになる。 世界中どこでも、人々はわたしの名をあがめて、かぐわしい香りと、きよいささげ物をささげるようになる。 国々の間で、わたしの名が大いに高められるからだ。 

12 それなのに、おまえたちときたらどうだ。 祭壇など気にしなくていい、と言ったり、ささげる動物は安上がりの、傷ついたものでかまわない、と指示したりして、わたしの祭壇を汚している」と、天の軍勢の主はお語りになります。

13 「『ああ、神様に仕え、神様が望んでおられることをするのは、なんとわずらわしいことだろう』と、おまえたちは言う。 そして、わたしが守るようにと与えた規則など、鼻であしらっている。 考えてもみろ。 盗んだ動物や、びっこや病気のものを、神へのささげ物としているのだぞ。 わたしが、そんなささげ物を受け入れると思うのか」と、神様は詰問なさいます。