ヨシュア記 22:17-18-26-27 JLB

17-18 われわれがペオルで犯した罪を覚えているかね。 そのために、あれほど大きな災いが下ったというのに、まだあの罪はぬぐい去られていなかったというわけか。 あんなことなど問題ではないと言うつもりか。それで、また反抗するのか。 わかっているだろうな。 君たちがきょう、神様に反逆すれば、あす、われわれ全員に神様の怒りは燃え上がるのだぞ。 

19 この地が汚れているので祭壇が必要だというのなら、ヨルダン川西岸の、神の天幕のある地に来るがよい。 われわれの土地を君たちと共有にしてもかまわないのだ。 神様の祭壇はただ一つだ。 ほかに祭壇を築いて、神様に反逆するようなまねはやめてくれ。 

20 よもや忘れてはいまいな。 ゼラフの子アカンのことだ。 彼ひとりが罪を犯したために、全国民がきびしく罰せられたではないか。」

21  こう言われて、ルベンとガドとマナセの半部族の人々は、次のように弁明しました。

22-23 「神の神、主に誓って申し上げます。 私どもは、反逆するつもりで祭壇を築いたのではございません。 神様はご存じです。 皆さんにもわかってほしいのです。 完全に焼き尽くすいけにえや、穀物の供え物や、和解のいけにえをささげるために、祭壇を築いたのではありません。 もしそうなら、幾重にも神様にのろわれますように。

24-25 実は、神様を愛すればこそ、このようにしたのです。 それに、将来、私どもの子供が皆さんの子供から、こう言われはしないかと心配だったのです。 『どんな権利があって、おまえらはイスラエルの神様を礼拝するんだ。 おまえらとぼくらは別々なんだ。 神様がちゃんと、ヨルダン川という境界を置いていらっしゃるじゃないか。おまえらなんか神様の国民じゃない。』 実際、息子の代になってみれば、神様を礼拝するのをはばまれるかもしれませんからな。 

26-27 ですから、私どもも完全に焼き尽くすいけにえや和解のいけにえ、その他のいけにえをささげて神様を礼拝できることを、私どもと皆さんとの子供に示す記念碑として、あの祭壇を築いたわけです。 そうすれば、私どもの子供が、『おまえらなんか神様の国民じゃない』と仲間はずれにされることもないでしょう。