10 エリコの平原にあるギルガルに滞在中も、イスラエル人は三月二十八日(ユダヤ暦では一月十四日)の夕方になると、過越の儀式を守りました。
11-12 そして翌日、自分たちの占領下にある畑から収穫したものを食べ、イースト菌を入れないパンを焼いたりしました。 すると、次の日からマナは降らなくなり、二度とマナを見ることはありませんでした。 それ以来、人々はカナンの地の産物を食べるようになりました。
13 さて、ヨシュアがエリコの町を見上げていた時、一人の人が目の前に現われました。 その人は抜き身の剣を手にしていました。 ヨシュアは歩み寄り、「味方か、それとも敵か」と問いただしました。
14 すると、「わたしは神様の軍勢の最高司令官だ」という答えが返ってきたのです。その声を聞くと、ヨシュアは地にひれ伏して拝み、「どうぞご命令を」と申し上げました。
15 その最高司令官なるお方は、「くつを脱げ。 ここは聖なる地だ」と命じました。 ヨシュアはそのことばに従いました。