列王紀上 11:1-7 JLB

1  ソロモン王は、エジプトの王女のほかにも、大ぜいの女を妻にしました。 その多くは、偶像を礼拝していたモアブ、アモン、エドム、シドン、およびヘテの出身でした。 

2 神様はかねてご自分の国民に、これらの国々の人と結婚してはならないと、はっきり教えておられました。 そんなことをすれば、イスラエル国民と結婚した外国の女は、国民の心を自分たちの神々に向かわせるようになるからです。 それなのに、王は外国の女と結婚したのです。 

3 それも、妻が七百人と、そばめが三百人です。 案の定、彼女たちは王の心を神様から離れさせました。 

4 王の晩年には、特にそれがひどくなりました。 彼女たちは、王が父ダビデのように最後まで神様に信頼することを妨げ、自分たちの神々を拝むように仕向けたのです。 

5 王はシドン人の女神アシュタロテと、アモン人のあの恐るべき神ミルコムを礼拝しました。 

6 王は、はっきり悪いとわかっていることをして、父ダビデのように神様に従うことを、拒んだのです。 

7 王はまた、モアブの下劣な神ケモシュと、アモン人の凶悪な神モレクのために、エルサレムの東の谷を越えたオリーブ山の上に、それぞれ礼拝所を建てました。