列王紀上 11:25-32 JLB

25 ソロモン王の生きている間、レゾンもハダデも王に敵対しました。 二人ともイスラエルをひどく憎んでいたからです。

26  もう一人の反逆の指導者は、ネバテの子で、エフライムの町ツェレダ出身のヤロブアムです。 彼の母ツェルアは未亡人でした。 

27-28 彼が反逆するに至った事情はこうです。 ソロモン王はミロの要塞を再建し、父ダビデが建てたエルサレムの城壁を修復しました。 ヤロブアムは非常に有能だったので、王に認められ、ヨセフ部族から駆り出された労働者の監督になりました。

29  ある日、エルサレムを出たヤロブアムは、新しい服を着た、シロ出身の預言者アヒヤに出会ったのです。 この時、野原には、彼ら二人しかいませんでした。 アヒヤはヤロブアムを呼び寄せ、 

30 着ていた服を十二切れに引き裂いてから、 

31 こう言いました。 「このうち十切れを取りなさい。 イスラエルの神様のお告げです。 『わたしはソロモンの王国を引き裂き、そのうちの十部族をおまえに与える。 

32 ただし、わたしのしもべダビデと、イスラエルの町々の中でも、特にたいせつにしているエルサレムのために、ソロモンに、一つの部族〔ユダとベニヤミン。 この二部族は時々一つの部族とみなされた〕だけ残す。