列王紀上 22:18-24 JLB

18  「どうです、お話ししたとおりでしょう。 いつも悪いことばかり言って、良いことはこれっぽっちも話しませんよ。」 アハブ王はヨシャパテ王に不満をぶちまけました。

19  すると、ミカヤが先を続けました。 「神様のおことばをもっと聞きなさい。 私は、神様が王座につき、天の軍勢がその回りに立っているのを見ました。

20  そのとき神様は、『アハブをそそのかして、ラモテ・ギルアデに攻め上らせ、そこで倒れさせるように仕向ける者は、だれかいないか』と持ち出しました。いろいろな意見が出た末、 

21 一人の御使いが進み出て、『私がやりましょう』と申し出ました。

22  『どういうふうにするのか』と、神様が尋ねると、御使いは答えました。 『私が出かけて、アハブの預言者全員に、うそをつかせてご覧に入れます。』神様はこれを聞いておっしゃいました。 『では、そうするがよい。 きっと成功する。』

23  ご覧のとおり、神様は、ここにいる預言者全員の口に、うそをつく霊をお入れになりました。 しかし実際には、陛下に臨む災いをお告げになったのです。」

24  すると、ケナアナの子ゼデキヤが、つかつかと歩み寄り、ミカヤの頬をなぐりつけました。「いつ神の御霊が私を離れ、おまえに語ったというのか。」