1 ツロの王ヒラムは、かねてから大のダビデ崇拝者でした。 それで、ダビデの子ソロモンがイスラエルの新しい王になったと聞くと、さっそくお祝いの使者を立てました。
2-3 ソロモン王は答礼の使者を送り、自分が建てたいと願っている神殿についての計画を打ち明けました。 ヒラム王に、父ダビデは打ち続く戦争のため神殿を建てることができず、神様が平和をお与えになるのをひたすら待ち望んでいた、と説明したのです。
4 そして、こう頼みました。 「ようやく今、神様は、イスラエル全土に平和をお与えになりました。 もう国内にも、国外にも、敵はいません。
5 ですから、神様のために神殿を建てる計画を進めています。 神様が父に告げたとおりに、しなければならないからです。 神様は父に、『わたしが王座につかせるおまえの子が、わたしのために神殿を建てる』と告げたのです。