9 神殿の完成が近づくと、王は、梁や柱はもちろんのこと、内部を杉材でおおって仕上げました。
10 先ほど説明したように、神殿の両側に脇部屋がありましたが、それは杉材で神殿の壁に固定してありました。 脇部屋の各階の高さは二メートル半です。
11-12 神様は建築中の神殿について、次のようにお語りになりました。 「わたしが言うとおりにし、わたしの命令を忠実に守るなら、おまえの父ダビデに約束したことを実行しよう。
13 わたしはイスラエル国民とともに住み、決して彼らを捨てない。」
14 ついに、神殿が完成しました。
15 神殿の内部は、床から天井まで、レバノン杉の板を張り巡らし、床には糸杉の厚板を使いました。
16 神殿のいちばん奥にある長さ十メートルの部屋は、至聖所と呼ばれます。 この至聖所も、床から天井まで、レバノン杉の板を張り巡らしました。