ピリピ人への手紙 1:20-26 JLB

20 というのも、私は、次のような熱心な期待と希望とをいだいて生きているからです。 すなわち、自分で恥じるようなことは一つもせず、かえって、この試練の時も、今まで同様、常にキリスト様のために、大胆に語り、また、生きるにしても、死ぬにしても、いつもキリスト様のすばらしさを身をもって現わしたい、と思っているのです。 

21 なぜなら、私にとって、生きることは、キリスト様のために良い機会を得たことを意味し、死ぬことは、さらにすばらしいことを意味するからです。 

22 しかし、生きているからこそ、人々をキリスト様に導く機会に恵まれるとすれば、生と死のどちらがよいのか、ほんとうはわかりません。 

23 ある時は生きていたいと思い、また、ある時には反対の気持ちになります。 というのも、この世を去ってキリスト様のそばにいることほど、願わしいことはないからです。 そのほうが、地上にとどまっているより、どれだけ幸せかわかりません。 

24 しかし、地上では、もっとあなたがたの役に立てることも事実です。

25 そうです。 私にはまだ、この世で生きる使命があるのです。 それで、あなたがたの信仰の成長を助け、もっと喜びにあふれさせるために、きっと、もうしばらくの間、地上に長らえることになるでしょう。 

26 私が生き延びて、もう一度そちらに行った時、あなたがたのうちに喜びがわき上がり、私を無事に守ってくださったイエス・キリストを、心から賛美するようになるのです。