マタイによる福音書 12:31-32-38 JLB

31-32 だから、あなたがたに言っておきます。 どんなにわたしを悪く言おうと、またどんな罪を犯そうと、神は赦してくださいます。 ただ一つ、聖霊を汚すことだけは例外です。 この罪ばかりは、いつの世でも絶対に赦されることはありません。

33  木の良し悪しは、実で見分けます。 良い品種は良い実をつけ、劣った品種は悪い実をつけるものです。 

34 ああ、まむしの子らよ。 あなたがたのような悪者の口から、どうして正しい、良いことばが出てくるでしょう。 人の心の思いが、そのまま口から出てくるのですから。  

35 良い人のことばを聞けば、その人の心の中にすばらしい宝がたくわえられていることがわかります。 しかし、悪い人の心の中は悪意でいっぱいです。 

36 言っておきますが、やがてさばきの日には、あなたがたは今まで口にしたむだ口を、一つ一つ釈明しなければならないのです。 

37 いま口にすることばしだいで、あなたがたの将来は決まります。自分のことばによって、正しい者と認められるか、あるいは有罪を宣告されるか、そのどちらかになるのです。」証拠を求める人々

38  ある日、ユダヤ人の指導者とパリサイ人のうちの何人かがやって来て、ほんとうにメシヤ(救い主)なら、その証拠に奇蹟を見せてほしいと頼みました。