32 「わたしは、神の指図どおり、たくさんの奇蹟を行なって、人々を助けただけです。 そのどこがいけなくて殺されなければならないのでしょうか?」
33 「なにも良い行ないを責めてるわけじゃない。 神様を汚したからだ。 ただの人間のくせに、神だなどとぬかしおって!」
34 「あなたがたの律法には、『わたしは言った。 「あなたがたは神神だ」』と書いてあるではありませんか。
35 無効になることのありえない聖書が、神のことばを受けた人々を神々と呼んでいるのです。
36 とすれば、父がきよめ分かち、この世にお遣わしになった者が、『わたしは神の子だ』と言うのが、どうして神を汚すことになるのですか。
37 わたしが神の奇蹟を行なっていないのなら、わたしを信じなくてかまいません。
38 しかし、もし神の奇蹟を行なっているのなら、わたしを信じないにしても、奇蹟そのものは信用しなさい。 父がわたしのうちにおられ、わたしが父のうちにいることが、はっきりわかるでしょう。」