1 ヨタム王、アハズ王、ヒゼキヤ王がユダ王国を治めていた時代に、神様は、モレシェテの町に住むミカにお語りになりました。 それはサマリヤ(イスラエル)とユダについてのお告げで、幻によって示されたものです。
2 よく聞け。 全世界の国民よ。 耳をすませ。 聖なる神殿に住まわれる神様が、おまえたちを告発したのだ。
3 見よ、神様がおいでになる。 天の王座を離れ、山々のいただきを踏みながら、この地上においでになる。
4 山々は、火に投げ込まれた蝋のように神様の足の下で溶け、水のように丘の上から谷へ流れ込む。
5 どうして、こんなことが起こるのか。 積もり積もったイスラエルとユダの罪のせいだ。 どんな罪か。 それぞれの首都サマリヤとエルサレムを中心に行なわれている、偶像崇拝と虐待だ。