10 ところが、現在まで、エドムはユダの支配を免れることに成功しているのです。 リブナも反逆しました。 それもこれも、王が先祖の神様を捨てたからです。
11 その上、ユダのあちこちの山に偶像の宮を建て、エルサレムの住民を偶像礼拝に誘いました。 それどころか、国民に偶像礼拝を強要さえしたのです。
12 その時、預言者エリヤは王に、次のような手紙を送りました。「陛下のご先祖ダビデ王の神様のお告げです。 『おまえは、父ヨシャパテや、アサ王の手本にならわず、
13 イスラエルのほかの王にならって悪の道を進み、アハブ王と同じように、エルサレムとユダの国民に偶像礼拝を行なわせた。 また、おまえより善良だった兄弟を殺したので、
14 今こそわたしは、おまえの国を大災害で滅ぼそう。 おまえはもちろん、妻子までも打たれ、全財産は散らされる。
15 おまえは腸の病気にかかり、はらわたが腐る。』」
16 神様は、エチオピヤ人の隣に住むペリシテ人とアラビヤ人を奮い立たせて、ヨラム王を攻撃するよう仕向けました。