歴代志下 30:11-17-19 JLB

11 そういう中で、アシェル、マナセ、ゼブルンの各部族のある者たちは神様に心を向けて、エルサレムへ上って来ました。 

12 ユダでは、王と高官たちに命じられたとおり、神様の定めに従いたいという強い願いが、全国民のうちに盛り上がりました。 神様が、そのような願いを起こさせてくださったのです。 

13 それで二月になると、過越の祭りを祝うため続々とエルサレムに集まり、おびただしい大群衆になりました。 

14 彼らは、エルサレムにある異教の祭壇と香の祭壇を取りこわしにかかり、その残がいをキデロン川に投げ捨てました。

15  二月の十四日に、人々は過越の子羊を殺しました。 祭司とレビ人は、自分たちが積極的でないことを恥じて、身をきよめ、完全に焼き尽くすいけにえを神殿に運びました。 

16 そして、神の人モーセのおきてに決められたとおり、それぞれの部署につきました。 祭司は、レビ人から受け取った血を注ぎました。

17-19 エフライム、マナセ、イッサカル、ゼブルンから来た人々の多くは、きよめの儀式を受けていなかったので、汚れたままでした。 それでレビ人は、彼らのために過越の子羊を殺し、彼らをきよめました。 それからヒゼキヤ王が彼らのために祈ったので、神様の定めに反してはいたものの、過越のいけにえを食べることを許されたのです。 ところで、王はこう祈りました。 「恵み深い神様。 たとい儀式的に正しい手順できよめられていない者でも、先祖の神様に従う決心をした者の罪をお赦しください。」