9 モーセは青銅で一つのへびを造り、それをさおの上に掛けて置いた。すべてへびにかまれた者はその青銅のへびを仰いで見て生きた。
10 イスラエルの人々は道を進んでオボテに宿営した。
11 またオボテから進んで東の方、モアブの前にある荒野において、イエアバリムに宿営した。
12 またそこから進んでゼレデの谷に宿営し、
13 さらにそこから進んでアルノン川のかなたに宿営した。アルノン川はアモリびとの境から延び広がる荒野を流れるもので、モアブとアモリびととの間にあって、モアブの境をなしていた。
14 それゆえに、「主の戦いの書」にこう言われている。「スパのワヘブ、アルノンの谷々、
15 谷々の斜面、アルの町まで傾き、モアブの境に寄りかかる」。