テサロニケ人への第一の手紙 2:3-9 JLB

3 ですから、私たちが不純な動機や悪い目的からではなく、まじめで誠実な気持ちから伝道したことを、確認してほしいものです。

4 私たちは、神様から任命された伝道者として、真理だけを語るのであって、聞く者の好みに合わせて内容を変えることなど、絶対にしません。 なぜなら、私たちは神様お一人に仕えているのであり、神様は、人の心の奥底に潜む思いまでも、鋭く見抜くお方だからです。 

5 よくご存じのとおり、私たちはこれまで、へつらって人に気に入られようとしたことなど、一度もありません。 また、お金がほしくて、必要以上になれなれしくしたこともありません。 それは神様がご存じです。 

6 また名誉という点では、キリスト様の使徒として、当然賞賛されてもいい権利を持っています。 しかし、あなたがたからはもちろん、ほかのだれからも、そんな名誉を求めたことはありませんでした。 

7 それどころか、子供を養い、世話をする母親のように、やさしくふるまってきました。 

8 心から、あなたがたを愛していた私たちは、ただ、神様の教えを伝えるだけでなく、いのちさえ喜んで与えたいと思うほどでした。 それほどまでに、深く愛したのです。

9 愛する皆さん。 私たちが、生活費のためにも、どれほど苦労して働いたか、覚えているでしょう。 そちらにいた時も、夜昼休みなく、汗水流して働きました。 それは、神様の良い知らせを伝える時、だれにも金銭上の負担をかけさせまいとする配慮からでした。