1-2 愛する皆さん。 さらに付け加えます。 あなたがたは日々の生活で、どうしたら神様をお喜ばせできるかを、すでに知っているはずです。 そのために、私たちは主イエス様からの戒めを知らされたのですから。 そこでお願いします。 というより、これは主イエス様の命令と思ってほしいのですが。 どうか、この目標に向かって、さらに熱心に励んでください。
3-4 なぜなら、神様が望んでおられることは、あなたがたがきよくなることだからです。 つまり、あらゆる不品行の罪を避けて、きよらかな品位ある結婚生活を送ってほしいのです。
5 神様を知らず、そのお心も知らない異教徒のように、汚れた肉欲におぼれてはいけません。
6 また、他人の妻を横取りして、その人をあざむくようなことをしてはいけません。 前もって厳重に警告しておいたように、主はこれらについて、恐ろしい刑罰を下されるからです。
7 私たちが神様に召されたのは、汚れた思いや欲情のとりこになったりするためではなく、きよく清潔な生活を送るためです。
8 もし、これらの戒めに従うことを拒むなら、人間の規則に違反したというより、聖霊様を与えてくださった神様に、そむいたことになるのです。
9 ところで、クリスチャン同士の純粋な兄弟愛については、とやかく言う必要もない、と確信しています。 なぜなら、神様みずから、あなたがたに、互いに愛し合うことを教えてくださったからです。
10 実に、あなたがたの愛は、国中のすべてのクリスチャンをおおうほど強いものだ、と聞いています。 そうであればこそ、心からお願いしたいのです。 ますます兄弟愛を深めなさい。
11 そして、以前にも教えたように、静かな生活を送り、仕事に身を入れ、喜んで働きなさい。
12 そうすれば、クリスチャンではない人たちからも信用され、尊敬されることでしょう。 また、お金の問題で人の世話にならなくなるでしょう。
13 それから、愛する皆さん。 クリスチャンが死んだらどうなるか、よく知っておいてほしいのです。 それは、悲しみのあまり取り乱して、何の希望もない人たちと同じようにならないためです。
14 私たちは、イエス様の死後の復活を、確かなことと信じています。 ですから、イエス様が帰って来られる時、すでに死んで世を去ったすべてのクリスチャンを、神様が共に連れ戻してくださると信じてよいのです。
15 私は、主から直接聞いたとおりを伝えるのですが、主が再び来られる時に、私たちが生きていたとしても、すでに墓の中にいる人たちをさしおいて主にお会いすることは、断じてありません。
16 主は、大号令と、天使長の声と、神の召集ラッパの響きと共に、天から下って来られます。 その時、まず最初に復活して主にお会いできるのは、すでにこの世を去っているクリスチャンです。
17 それから、なお生きて地上に残っている私たちが、いっしょに雲に包まれて、空中で主とお会いするのです。 そして、いつまでも主と共に過ごすことになります。
18 ですから、このことをわきまえて、互いに慰め合い、励まし合いなさい。