3 御使いの顔はいなずまのように輝き、着物はまばゆいほどの白さでした。
4 警備員たちはその姿を見て震え上がり、まるで死人のようになって、へなへなと座り込んでしまいました。
5 すると、御使いがマリヤたちに声をかけました。 「こわがらなくてもいいのです。 十字架につけられたイエス様を捜していることはわかっています。
6 だがもう、イエス様はここにはおられません。 前から話していたように復活されたのです。 中に入って、遺体の置いてあった所を見てごらんなさい……。
7 さあ早く行って、弟子たちに、イエス様が死人の中から復活されたこと、ガリラヤへ行けば、そこでお会いできることを知らせてあげなさい。 わかりましたね。」
8 二人は、恐ろしさに震えながらも、一方ではあふれる喜びを抑えることができませんでした。 一刻も早くこのことを弟子たちに伝えようと、一目散に駆けだしました。
9 すると、そこへ突然イエスがお姿を現わされ、目の前にお立ちになり、「おはよう」とあいさつなさいました。 二人はイエスの前にひれ伏し、御足を抱いて礼拝しました。