ヨハネによる福音書 12:34-40 JLB

34  「あなた様が死ぬですって? メシヤ(救い主)様は永遠に生きていて、絶対に死んだりなさらないものと思っておりましたのに。 どうして、そんなことをおっしゃるのです? いったいどんなメシヤ様のことを言っておられるのですか。」

35  「もうほんのしばらくの間、わたしの光はあなたがたのために輝いています。 光のある間に光の中を歩きなさい。 暗やみが襲って来る前に、行こうと思う所に行きなさい。 襲って来てからでは遅すぎます。 道を見つけることもできません。 

36 まだ時間のある間に、光を十分に用いなさい。 そうすれば、光の子になれるのです。」イエスは、こう話し終えられると、そこを立ち去り、身を隠されました。

37  ところが、イエスがあれほど多くの奇蹟をなさったにもかかわらず、大部分の人は、イエスをメシヤとは信じませんでした。 

38 まさに、イザヤが預言したとおりです。 「主よ。 だれが私たちのことばを信じるのですか。 だれが、神様の力強い奇蹟を、証拠と認めるのですか。」 

39 人々は信じることができませんでした。 イザヤは次のようにも言っています。 

40 「神は彼らの目を盲目に、心をかたくなにされた。 彼らが見ることも、理解することも、わたしのもとに立ち返っていやされることもないためだ。」