32 あなたがたは真理を知り、その真理があなたがたを自由にするのです」と言いました。
33 「おことばですが、私たちはれっきとしたアブラハムの子孫です。これまで、だれの奴隷になったこともありません。 『自由にする』とはどういうことでしょう。」
34 「それは違います。 あなたがたは一人のこらず罪の奴隷なのです。
35 奴隷には何の権利もありません。 しかし、息子は別です。 ありとあらゆる権利を持っています。
36 だから、神の子が自由にしてあげたら、それこそ、ほんとうに自由の身になるのです。
37 確かに、あなたがたはアブラハムの子孫です。 けれども、あなたがたの中には、わたしを殺そうとねらっている者がいるのです。 わたしのことばが、心にしっかり根を下ろしていないからです。
38 せっかく、わたしの父といっしょにいた時に見たことを話してあげても、あなたがたは、自分の父の言いつけに従っているだけです。」