1 私は、この世界が造られる前から存在しておられたキリスト様を、この目で見、そのことばをこの耳で聞き、その体にこの手でさわりました。 キリスト様は、神様のいのちのことばです。
2 このいのちである方を、神様は私たちに紹介してくださいました。 私たちは、確かにこの方を見ました。 私が伝えたいのは、永遠のいのちである、このキリスト様のことです。 この方は初め、父なる神と共におられましたが、やがて、私たちの前に姿を現わされました。
3 もう一度言いますが、私たちは実際に見聞きしたことを、伝えているのです。それは、あなたがたも私たち同様、父なる神やそのひとり息子イエス・キリストと交際できる者とされ、喜びにあふれるためです。
4 もしこの手紙の忠告どおりに実行すれば、あなたがたは喜びに満たされ、私たちも共に喜ぶことになるのです。
5 神様は光であり、少しも暗い部分がありません。 これが、神様から私たちにゆだねられた、あなたがたへの教えです。
6 神様の友だと言いながら、霊の暗やみと罪にはまり込んで生活しているなら、私たちは、うそをついているのです。
7 しかし、神様の光の中におられるキリスト様にならって、私たちも光の中で生活すれば、互いにすばらしい交際と喜びとを味わうことができます。 そして、神の子イエス様の血が、私たちをすべての罪からきよめてくださるのです。
8 もし、自分には罪がないと言いはるなら、それは、自分をだましているのであって、真理を受け入れようとしない証拠です。
9 しかし、もし自らの罪を神様に告白するなら、神様はまちがいなくそれを赦し、すべての悪からきよめてくださいます。 〔なぜなら、キリスト様は、私たちの罪を帳消しにするために、死んでくださったからです。〕
10 潔白だと言いはる人は、自分がうそつきになるばかりか、神様まで、うそつき呼ばわりすることになります。 なぜなら、神様は「人間は罪を犯した」と、はっきり宣言しておられるからです。